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electra_electro. 12thライブ

2008.11.26(Wed) 下北沢mona records
(with チャンベビ、畑中摩美、ナカネチエコ)

SETLIST
1. rafroil -day after day-
2. metronome.(新曲) ※カタカナで「メトロノーム」かも
3. Re:
4. クリームソーダ
5. バター
6. echo_echo.(another ver.) ※曲名募集中


下北沢mona recordsにて、electra_electro.(エレクトラ・エレクトロ)の12thライブ。出演順は4組中4番目、トリです、トリ。ねじまきトリ夫婦は食事を済ませてから21時前に会場へ。

オープニングは今年7月の七夕イベントと同様、「rafroil -day after day-」。するするっとさりげない歌い出しが素敵です。歌詞違いの秋バージョンとのこと。

2曲目は新曲「metronome.」。カタカナで「メトロノーム」表記かもしれません。無料サンプラー「Another sing-song...and more.」に一部収録されていましたが、フルコーラスは初出。muu.さんのキーボードがイントロを奏で、jol.(以下ボス)が新兵器であるKORGのシンセ?でアンビエントなSEを重ねていきます。エンディングでもKORG弾き倒し。楽曲全体の印象としては、「id」の頃のクラムボン的雰囲気を感じました。

ここでMC。今日のライブは実験性を前面に押し出すとのことで、エレクトラ・エレクトロならぬ、エレクトラ・ウラクトロなのだそうです。いいなーウラクトロって。なんでも今日のセットリストでCDと同じバージョンは1曲だけらしいですよ。アプローチ的にも構成的にも、今年4月の9thライブ@mona recordsと近いかもしれませんね。

muu.:「曲順書いたメモを忘れました」
ボス:「そんなこと一言も聞いてない」

そんなステージ上のやりとりがあって、ウラクトロバージョンの「Re:」へ。9thライブで披露されたニューバージョンともまた違うアレンジかな。ボスがコーラス。ギターのyu-ki.さんも随所に丁寧なコーラスを重ねていきます。間奏のブレイクから復帰するところは、メンバー間の呼吸が命。タイミング難しそう。

Mac Bookに加え、またまた機材が増えたという話題。本日ボスが操っているシンセは某楽器店で購入したもので、「月曜に届きますと言われて火曜日に届いた」とのこと。こんな普段着MC、ボスにしかできない(笑)

続いては、対バンすることの多い仲良しバンドflamingoさんのカバー曲「クリームソーダ」です。electra_electro.の最新CD「watercolers e.p.」にも一発録りバージョンが収録されていますが、そもそもイベント用に1回限りの演奏予定だったんだけど、普通に演奏してOKですよーとflamingoメンバーから許可が下りたのだそう。演奏はガッチリ安定しています。ただ、この曲、ボーカルは相当難しいメロディと対峙しなくてはなりません。

そしてライブも終盤。「バター」が久しぶりに演奏されました。響き合う音と音。その「余白」が本当に美しい名曲です。

ボスは今日の対バンである「チャンベビ」って略称だと思っていたらしい。「チャンスorベビーとか」と言っていましたが、なぜそこで突然「or」が出てくるのか謎すぎますボス。元々は「CHARMS BABYS」だったんですが、やがて「チャンベビ」が正式名称になったみたいですよ(エレクト郎調べ)

最後は、9thライブでも披露された別バージョンの「echo_echo.」。ボス作詞。アコースティックなエコーエコーということで、アコーエコー?エコーアコー?など、良い曲名があれば、公式サイトからどしどし応募して下さいとのこと。

ギターのyu-ki.さんは、今回のセットリストにリード・ボーカル曲がなかったこと、そしてボスのコーラスが当社比5倍になったことにより、ますます寡黙なギター職人といった風情。それもまたよろし(笑)

今日の「ウラクトロ」ライブは、自由すぎるゆえに未整理の部分もあったかもしれないけれど、あるひとつのバンドの価値をリスナーが真に理解するためには常に「発見」が必要なわけで、そのために既成の枠組みを押し広げようとする試行錯誤は歓迎されるべきだと僕は思います。もう少し時間が経ってからふと後ろを振り返ったとき、実は今日のライブがバンドにとってひとつのターニングポイントになっているかもしれませんよ。


electra_electro.より入場者にお菓子詰め合わせのプレゼントがありました。うれしい。お菓子と一緒に"クジ"が封入されていて、妻ニクルは「参加賞」で僕は「あたり気味」。気味ってなんですか気味って(笑)